〖VectorMapMaker編〗傾斜地の模型を作るときの等高線を出そう!

こんにちは!みねです
敷地模型を作るときに、
「あれ?等高線ってどうやって出せばいいんだろう?」
なんて思うことありませんか?
しかも、模型の縮尺によって等高線の間隔をカスタマイズしたいですよね!?
この記事では、いわゆる”コンタ模型”をつくるためのガイド作成方法をご紹介します!
ちなみにVectorMapMakerの基本的な使い方はこちらをご覧ください!
もくじ
ここで使用するアプリケーション
- Windows (※MacではVecterMapMakerを使用できません!)
- ウェブブラウザ(Google Chrome,Microsoft Edge など)
- VecterMapMaker(インストールしている前提で進めますので、まだの方はこちら!)
- Adobe illustrator
基盤地図情報をダウンロードしよう!
1.「基盤地図情報 ダウンロードサービス」を開きます。
こちらを開いてください。
2.基本項目と数値標高モデルをダウンロードしましょう。
*事前に国土地理院で会員登録(無料)する必要があります!
- 基本項目を選択します。
- 「基本項目」になっていることを確認して任意の地域を検索またはスクロールをして選択してください。
画面はそのままに次へ移ります。
- 「DEM」を選択して先ほど「基本項目」で選択した同じ場所を選択します。
そしたら④「ダウンロードファイルを確認へ」クリックしてください。
- 「このページをまとめてダウンロード」をクリックします。
- ログインしてアンケートに答えます。(既にログインが完了している方は出てこない可能性があります。)
※会員登録が済んでいない方は新規登録をしましょう!
アンケートを答えて「次へ」をクリックすると自動的にダウンロードが始まります。
ダウンロードしたファイルを移動させよう!
- 「PackDLmap.zip」を開きます。
- そして「FG-GML-〇〇〇–DEM…」「FG-GML-〇〇〇-ALL…」と書かれたファイルがありますので選択してvmmのフォルダーに移動させます。
- vmm>VecterMapMaker>基盤地図情報の順にフォルダーを開きます。
これで移動が完了しました。
VecterMapMakerを開こう!
01.VecterMapMakerを開いてください。
02.先ほどダウンロード・移動をした「基本項目」と「数値標高モデル」のデータを解凍します。
- 「データの解凍」をクリックします。
- そしたら、次のような手順で解凍を行います。
処理が開始されます。これで解凍の作業は終了です。
各種設定をしよう!
ここからは各種設定に移ります。画像のように赤く囲まれた部分をマネしてみてください。
01.描画設定をしましょう。
- 基本設定
「書込みフォルダ」は地図データが保存される場所です。任意の場所を選択しましょう。
*ここでは、vmm>VecterMapMaker>地図でやっています。
プリンタの設定や用紙サイズは適当で大丈夫です。
- 描画範囲設定
地図名は任意の名前で。
座標系適用範囲は各自選択した都道府県を選択しましょう。私の場合は神奈川県です。
▷「地図で選択」をクリックし対象の敷地範囲を探します。
表示レベルは「道路」にして敷地を探しましょう。
場所がわからなかったらGoogle Mapで道路の形や河川の形を参考にしてみるとよいかもしれません。
任意の場所を囲んだら「範囲決定」を押しましょう。
- 標高設定
「標高データフォルダ」には先ほどダウンロード・移動させた「FG-GML-〇〇〇–DEM…」のデータを選択してください。
02.基盤地図情報(国土地理院)の設定をしましょう。
▷「基盤地図情報フォルダ」には「FG-GML-〇〇〇–ALL…」のデータを選択します。
▷建物や街区にもチェックをしましょう。
03.【重要】標高凡例間隔の設定をしましょう。
▷「500」と入力すれば等高線が500mmずつの間隔表示されます。
私の場合、
模型1/100、材料5mmスチぺで考えていますので上記のような条件でやりました。
各自条件によって変わるので、計算して考えてみてください!
04.処理開始をする
処理終了したら、任意の場所に保存されたか確認しそのまま次へ進みます。
illustratorで開きます!
01.敷地データをイラレに取り込みましょう。
- データを右クリックして「プログラムから開く」を選択しillustratorを開きます。
- そしならこのように表示が出てきます。私の場合は1/100なので、
拡大縮小:100 単位=1 ミリメートル と入力し OK を押してください。
- これでデータ取り込み完了です。
02.微調整しましょう
- 下部にスケールバーがあるのですが、長さを測ってみると少しずれています。
- 敷地データを拡大させます。
全選択(Ctrl + A) ⇒ 右クリック ⇒ 変形 ⇒ 拡大・縮小
- Ex.) 2000÷1890.419=1.05796…. ⇒ 105.796%
1999.988 mmですが、限りなく2000mmに近づけることができました!
03.アートボードを配置しましょう
- 印刷する範囲のアートボードを配置して完了です。
お疲れさまでした。
((本気で設計がうまくなりたい人へ))
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